WBC2023で耳にする「サポートメンバー」、侍ジャパンのサポートメンバーとは一体何のことなのでしょうか。
WBC2023に出場する選手とは何かが違うのでしょうか。
また、ベンチには大谷翔平選手の通訳・水原一平さんが、選手ではありませんがベンチに入っています。
水原一平さんの役割は何なのでしょうか。
この記事では、以下のことについてまとめています。
・WBC侍ジャパンサポートメンバーは誰?
・WBCで水原一平通訳が侍ジャパンベンチにいるのはなぜ?
WBC侍ジャパンサポートメンバーとは何?意味や役割は?
WBCにおけるサポートメンバーとは何なのかの意味や役割は、以下の通りです。
WBC2023の前哨戦として、名古屋で壮行試合が行われました。
この壮行試合は、規定によりメジャー組は出場が不可となっていました。
メジャーリーグの選手は、公式戦以外の試合の出場が、禁止(契約上)となっている場合があり、今回の壮行試合はあくまでWBC非公式のものということで出場ができない状態でした。
そのため
・大谷翔平
・ラーズ・ヌートバー
らは、3月9日からの予選ラウンドから出場が可能となっています。
このメジャー組の穴を埋めるためにサポートメンバーがいたというわけです。
また、それ以外にも代表選手たちの中で、誰かが怪我をして出場が難しくなった場合などにもサポートメンバーの出番となります。
そして、チームの練習や情報収集など裏方の役割を担っているのもサポートメンバーです。
今回の壮行試合では出番のあったサポートメンバーですが、あくまでサポートが中心であり、通常は試合に出ることは少ないようです。
ただ、壮行試合では、まだ代表選手でも打席になっていない人がいる中でサポートメンバーが打席に立ったことにより、賛否様々な意見が出ていました。
「サポートメンバーに打席要らんって言うのは分かるけどサポートメンバーも本戦出れもしないのに態々オープン戦放り出して来てるんだからそんな守備だけやれって言われても得がないし守備だけでいいならコーチ、スタッフ等守らせてそもそもサポートメンバーの概念なくせ?と思う」
「9回裏の攻撃でサポートメンバーの打撃って必要なの?この回で終わりでしょう?代表で出ていない選手はいないの?いるのであれば代打で慣れさせる方が良いんじゃないの?」
「サポートメンバーは守備だけで打席にはメンバーが立てばいいじゃないか。公式戦じゃね~んだからルールに縛られんな」
「外野がいないとはいえ打撃上がってない選手いる中でサポートメンバー打席に立たせるの謎采配すぎやしないか」
引用元:Yahoo!ニュース
WBC侍ジャパンサポートメンバーは誰?
WBC2023侍ジャパンの名古屋での壮行試合サポートメンバーとして選ばれたのは3人です。
・ロッテ 藤原恭大外野手
・日本ハム 万波中正外野手
3人とも外野手で、壮行試合では、打席に立ったり、代走をしたりしていました。
WBC侍ジャパンサポートメンバー①岡大海
WBC2023侍ジャパンのサポートメンバー1人目は、ロッテの岡大海選手です。
・所属:ロッテ
(2023年3月時点でプロ10年目)
・投打:右/右
・学歴:倉敷商業→明治大卒
プロ9年間通算記録
299安打 27本塁打 89盗塁
打率2割2分2厘
ドラフト3位で日本ハムに入団。
5年目の2018年夏に交換トレードでロッテに移籍した選手です。
大学時代は日米大学野球の日本代表にも選ばれ、投手・外野手の二刀流をしていました。
WBC侍ジャパンサポートメンバー②藤原恭大
WBC2023侍ジャパンのサポートメンバー2人目は、ロッテの藤原恭大選手です。
・所属:ロッテ
(2023年3月時点でプロ5年目)
・投打:左/左
・学歴:大阪桐蔭高校卒
2021年記録
78試合 打率2割1分7厘
5本塁打
高校は甲子園常連の大阪桐蔭で、3年生の時に甲子園春夏連覇を達成。
ドラフト1位でプロ入りし、1年目にして開幕戦先発出場をしています。
WBC侍ジャパンサポートメンバー③万波中正
WBC2023侍ジャパンのサポートメンバー3人目は、日本ハムの万波中正選手です。
・所属:日本ハム
(2023年3月時点でプロ5年目)
・投打:右/右
・学歴:横浜高校卒
2022年成績
100試合出場
14本塁打、40打点と初の2桁本塁打
コンゴと日本のハーフで、身長が192cm、体重が96kgという体格に、身体能力が高い選手。
高校時代は3年連続夏の甲子園に出場し、ドラフト4位で日本ハム入りをしています。
WBCで水原一平通訳が侍ジャパンベンチにいるのはなぜ?
今回のWBC2023で侍ジャパンに欠かせないサポートメンバーがもう一人います。
それが、大谷翔平選手の通訳である水原一平さんです。
水原一平さんは、侍ジャパンとともにベンチにも入っているのですが、その理由は以下の通りです。
ラーズ・ヌートバー選手の通訳
水原一平さんは、ラーズ・ヌートバー選手の通訳も担っています。
ラーズ・ヌートバー選手には、実は水原一平さんとは別に専属の通訳がついています。
(こちらのヌートバー選手の右の方です。)
ただ、侍ジャパン招集時、栗山監督の希望でラーズヌートバー選手の通訳もお願いされていたようです。
今回のWBCでは栗山英樹監督の希望もあってヌートバーの通訳、さらに栗山監督と審判団とのコミュニケーションのサポート役を務めるそうだ。
引用元:Yahoo!ニュース
基本的には、専属の通訳の方がするようになりますが、ラーズ・ヌートバー選手単体で、ほかの選手とコミュニケーションをとったりする時に、いちチームサポートのメンバーとしてコミュニケーションの手助けをしているようです。
栗山監督の通訳
WBCは国際大会のため、審判とは英語でのやり取りが出てきます。
その際、栗山監督と審判団との通訳をしています。
これはベンチにいないとできない仕事ですよね!
大谷翔平選手のマネージメント・チームスタッフ
水原一平さんは、大谷翔平選手の専属通訳として有名ですが、通訳だけでなく、練習のサポートなどもしたりと大谷選手のマネージメントもしているんです。
3月9日のWBC初戦では、試合前の調整時、水原一平さんが大谷翔平選手について、いつも通りボール交換の役目をしていましたよ!
シアトルのスポーツ施設「ドライブライン」開発のプライオボールを使い、重さの違うボールを投げて肩をつくる、エンゼルスの時と変わらない、いつもの調整だった。水原一平通訳が寄り添い、ボールを交換する役目も平常通りだ。
引用元:中日スポーツ
また、上のツイート動画にもありましたが、侍ジャパンの「チームスタッフ」として紹介されています。
大谷選手のサポートだけでなく、チームスタッフとして、多岐にわたる仕事をされているようですよ!
まとめ
「WBC侍ジャパンサポートメンバーとは何?水原一平通訳がベンチにいるのはなぜ?」についてまとめました。
WBC侍ジャパンのサポートメンバーとは
・WBC代表選手とともに選出
・代表選手が出場できなくなった場合にサポートメンバーが入る
・練習の手伝いや相手チームの情報収集などの裏方の役割も
というもので、あくまで代表選手が出られなくなった時に代わりに出るだけで、通常のサポート業務がメインとなっている選手です。
侍ジャパンとともにベンチ入りしている水原一平通訳は、栗山監督の審判団との通訳のほか、チームスタッフとして様々なサポートをしているようです。
侍ジャパンにとって、かなり大きい存在となっているのは間違いありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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